電子書籍とは
電子書籍とは、パソコン、スマホ、もしくは電子ブックリーダーなどで読む事のできる書籍コンテンツのことです。つまり、紙の本を読むのではなく、スマホアプリや電子ブックリーダーなどを使って、本が読めるということです。
本を読もう！と思っても、なかなかゆっくり腰を落ち着けて読書をする時間が取れない場合もあるでしょう。そういう場合は、外出先などでできた空き時間や、電車に乗っているなどの移動時間を読書にあてると、たとえ細切れ時間を使っただけにしても、案外一冊を読み終えてしまうことができるものです。
また、自宅では気が散るなどして読書がしづらい場合には、カフェや自習室などを利用して本を読むことができますが、いずれにしても、本を持ち歩く必要が出てきます。しかし本というものは、持ち歩いてみると案外かさばるもの。そして重さもそこそこあります。そのため本を持って出るのが億劫になり、結局本を読む習慣が身につかない・・・そんなことにもなりそうですね。
しかし電子書籍なら、普段の持ち物に加えて、新たに本を持つ必要がありません。いつも持っている、スマホなどで本が読めてしまうのです。また、電子ブックリーダーを新たに持ち歩くとしても、こちらの薄さや軽さは本とは格段に違います。そのため、携帯が面倒になる可能性はかなり低いのです。さらに、スマホや電子書籍リーダーがひとつあれば、何冊でも本を「持ち運ぶ」ことができますので、これも電子書籍を使うことのメリットであると言うことができるでしょう。
電子書籍は、書店などが運営するインターネット書店、インターネットショッピングサイト、オンライン書店などで購入でき、ビジネス書、小説、マンガなどさまざまなジャンルから、膨大な数が販売されています。また、紙の書籍を購入すると、その本の電子書籍にアクセスできるようになるサービスがある出版社もあります。
さらに、著作権の切れた本などを無料で提供している「青空文庫」のようなサービスもありますし、一般に、電子書籍は、紙の本よりも安価で購入できます。電子書籍に関しては、バーゲンなども時々行われていて、かなり安い価格で買える時もあります。
電子書籍を読むには、先述のように、スマホやタブレット、パソコンなどの電子書籍リーダーアプリを使う方法と、電子書籍リーダー端末を別途購入する方法があります。アマゾンの「キンドル」は、キンドル端末も、アプリとしての「キンドル」も両方用意されています。
電子書籍リーダーには、しおり機能、読書進捗状況表示機能、画面白黒反転機能、文字の大きさを変更する機能などが盛り込まれており、本の読みやすさを支援しています。白黒画面のもの、カラーのものなどいくつかモデルが用意されており、価格もそれに応じて何種類かあります。
電子書籍リーダーについては、今後も改善が見込めますので、ますます使いやすく持ち運びやすいものが出て来るだろうと思われます。モバイル環境を手に入れて、もっと本を身近にするため、このような電子書籍を取り入れてみるのもいいのではないかと思います。
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